人生100年時代 今を未来へと映像で残す シニア撮影プランのご紹介

今回、撮影のご依頼を受け、京都府綾部市にある農家さんのご自宅へお伺いしてきました。

ご依頼は農家のご長女さんからで、米寿 を迎えるお父様が元気なうちに、「今までやってきたこと」「今夢中なこと」「未来に残しておきたいこと」などを、映像で綺麗に残してあげたい とのご要望でした。

人生100年時代を迎えた今、70、80はまだまだ皆さんお若く元気です。

その元気なうちに、その姿や声を残しておきたい。歩んできた軌跡を形あるものとして残してあげたい。

そのようなご希望をかなえるサービスが今回ご紹介する「シニア撮影プラン」となっております。

ブログの途中にある動画をご覧頂ければ、映像で残すことの素晴らしさを容易にわかって頂けると思いますが、一応さらっと文章でもご紹介させて頂きます。

もし同じようなことをお考えの方に、この記事と私たちのサービスがお役に立てれば幸いです。

シニア撮影プランとは

シニア撮影プランとは、シニアの方々を写真や映像で美しく記録するサービスです。このプランでは、還暦、米寿、卒寿 といった人生の節目や特別な記念日 を、プロのフォトグラファー・ビデオグラファーが撮影いたします。

撮影はご自宅にお伺いする出張撮影スタイル のため、外出が困難な場合や少々面倒であっても、楽に撮影することが可能です。また、ご希望のロケーション先 (旅先・お食事処・公園など) へもお伺いさせて頂きます。とくに旅先などでは自然な表情や楽しげな表情を引き出しやすくなるのでオススメです。

写真撮影では、ポートレートから家族写真まで幅広いスタイルに対応し、映像撮影では、インタビューや思い出のメッセージを含めたドキュメンタリー風の仕上がりも可能です。さらに、特別なエフェクトや音楽を追加することで、感動的な映像作品に仕上げます。

シニア撮影プランは、ただの記録ではなく、家族の宝物として次世代に伝える価値のある思い出作りをサポートさせて頂きます。特別な日の特別な思い出を、プロの技術で永遠に残しましょう！

シニア撮影には写真よりリアルを残せる映像がオススメです

シニア撮影プランでは、写真はもちろん映像での撮影も提供しております。そして、その映像撮影を特に私たちはオススメしております。

なぜならば、「映像」は「写真」以上にリアルで感動的な記録を残すことができるから。また、映像の最大のメリットは、シニアの方々の動きや声、表情の変化をそのまま捉えられる点にもございます。例えば、笑顔や話す姿、家族との会話など、静止画では伝えきれない一瞬一瞬の感情や雰囲気をリアルに再現するでしょう。

そして、映像に音楽や字幕を加えることにより、より深い感動やストーリー性を持たせることができるのも特徴です。

特別な記念日や家族との時間を映像として残すことで、次世代に受け継がれる宝物 となり、見返すたびに当時の思い出が鮮明に蘇ります。映像は、シニアの方々の人生の物語をよりリアルに、そして感動的に未来へと伝える最適な方法だと思います。

映像の保存方法と活用法

撮影した映像は「デジタルファイル」としてUSBやクラウドに保存することにより、劣化する事なく長期保存ができ、また家族や友人とも簡単にデータを共有できるので、いつでもどこでも思い出を楽しむことができるでしょう。

家族や友人との特別なイベントや集まりで映像を鑑賞するのも良いですよね。映像であれば、動きや話もリアルに再現され、お爺ちゃんやお婆ちゃんとの思い出をより一層深く楽しむことができると思います。

また、完成した映像をプレゼントとして渡すのも良いと思います。写真 (アルバム) もそうですが、やはり手にとって渡せるプレゼントは、シニア層にとってはとても喜ばれると思います。

サンプル映像

それでは、シニア撮影プランで撮影した映像をご覧下さい！

こちらをご覧頂ければ、「なるほどぉ〜 こういうことか〜」とわかって頂けると思います。もし「うちも撮影してみたい！」とご興味あるかたは、次に撮影プランとサービス料金を記載してあるので、そちらも合わせてご覧頂ければと存じます。

撮影プランとサービス料金

サンプル映像の補足① 撮影背景について

今回撮影させて頂いたお宅は、お米や野菜を作っている農家さん。そして今回の主役は、その家の大黒柱であり、来年88歳を迎えるお父さん。農家もしながら長年農協運営にも携わったり、地域の為にも精力的に活動されている方でございます。

リタイア後、ご自身のルーツを調べている際に判明した、ご自身と地域の歴史との深いつながりを後世に残そうと、いまだ精力的にその活動をなさっている、むちゃくちゃ精力的で元気なお方です。

そして、その精力的な姿をみて「この姿、そして、その業績を残してあげよう。」と思われたご長女の方から撮影のご依頼を頂きました。

ご自身はよそに嫁いでいるので「できることも限られてしまうし・・・」。せめて、写真や映像をと今回当社に撮影のご依頼を頂いた次第でございます。

実は、ご長女さんの他に、弟さんがいらっしゃるらしいのですが、歴史や地域の伝承には未だ関心がないようで（今後はわかりませんが）、どうやって次の世に伝えていこうかとご長女さんもお祖父様もご心配なさっていたのですが、どうやら最近お孫さんが興味を示し始めたそうで、「そこに期待かなぁ〜」ともおっしゃられておりました^^

しかし仮に、ご自身たちだけで歴史を伝承がすることが出来なかったとしても、新聞に取材してもらったり、YouTubeなども今はありますし、歴史に興味ある方が調査を引き継ぎ、伝承してくれる可能性もあるでしょう。

当社としても微力ではありますが、何かしらお手伝いをさせて頂ければと、今回許可を得てこちらの映像を公開させて頂くことになりました。

舞台は丹波の国、明智光秀や織田信長 などとも繋がりのある、京都府綾部市の歴史です。

サンプル映像の補足② 丹波にある物部城と十三墓

物部城と十三墓は、京都府綾部市に位置する歴史的な名所です。

「物部城」は戦国時代に築かれた山城で、丹波地方の重要な拠点でした。特に織田信長の家臣、明智光秀による丹波攻略の際に注目され、幾度となく戦場となったそうで、現在、物部城跡は観光名所として保存されており、本丸跡や石垣などが見どころです。

一方、綾部市物部地区に「十三墓（じゅうさんばか）」という遺跡があるのですが、こちらは、1571年（元亀2年）物部城城主の「上原右衛門少輔」が、氷上郡黒井の城主「赤井直政」に攻められ落成した際、上原氏の家臣13名が、物部城の見えるこの山中で切腹自刀したという歴史があり、地元民がこの勇士の冥福を祈り「十三墓」を建てたということだそうです。

まさに、京都の白虎隊 。明治維新よりもっと以前に、戊辰で敗戦した白虎隊のような悲劇が京都にもあったらしいです。恥ずかしながら、この日初めて知りました。

そしてこの遺跡、整備する住民もおらずしばらく忘れ去られており、草木も生い茂り荒れていたそうですが、「やはり、物部地区のふるさとの誇りとして後世に残そう！」という意見のもと、綾部市「いきいき地域応援事業費補助金」の交付を申請し、地域住民によって整備が行われたそうです。

そして、その音頭を取られたのが映像に登場する主役の方、今回のお父様でございます。

歴史にまつわる膨大な資料がご自宅にあり、この日僕は色々お父さんから説明を受けたのですが、歴史はそこそこ好きな方ですが、あいにく・・・・さっぱりでした（笑）

そして自宅に戻り気になったので調べてみると、「いゃ待て、これは結構な歴史だぞ！」と、「あぁ、もっとちゃんと聞いておくべきだった」と、少々後悔した次第でございます^^;

もし、物部城や十三墓にご興味ある学芸員の方、メディアの方がいらっしゃいましたら、ご紹介させて頂きますので、当社までご連絡をお願いいたします。

最後に

人生100年時代と言われる現代。シニア世代の皆様がこれまで歩んできた道のりや、今の幸せな瞬間を映像で残すということは、大切な家族や未来の世代への最高の贈り物となるでしょう。

映像だけでなく写真も同時に撮影するサービスや、写真撮影だけのサービスもございます。

もし不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。