こんにちは! 今回は京都の絶景スポットをひとつご紹介をさせて頂きます!
「京都市内から車でたったの30分!」という近さながら、豊かな自然に包まれた絶景を楽しめるのが、京都府亀岡市にある「霧のテラス」です。自然美に霧が重なり、まるで幻想的な絵画のような風景が拝めます。
実はここの存在は数年前から知ってはいたものの、寒い時期に早く起きないといけないので今まで躊躇していたのですが、前夜8時に寝たからか朝4時に目が覚めてしまったので「この機会に!」と、眠い目をこすりながら突ってまいりました。
正直あまり期待はしていなかったのですが、実際あの光景を目の当たりにすると鳥肌です。ぶ厚い霧に覆われた亀岡の街にも驚きますが、霧自体が生き物のようにうごめく光景は・・・これはぜひ紹介しなくては!と思い、今回ご紹介させて頂きます。
また、オススメする理由として、その自然美はもちろん、とにかくアクセスが良好なのが◎ 車さえあればどなたでもあの感動を体験できますし、観光の合間にふらっと立ち寄れるのもその魅力の一つです。ゼエゼエ言いながら汗をかいて高い山に登る必要もなく、車で “ダアッー” って山を登って、”バンッ” って車を降りたら「2秒」で絶景が見られます!
ということで、簡単ではありますが「霧のテラス」ご紹介してまいります!
霧のテラスとは?亀岡ならではの絶景スポット
京都市内から30分のアクセス
車ですと、京都市の西端に位置する嵐山から30分。京都駅からでも40分の好アクセス。さらに、亀岡インター出口から目的地までだいたい7分程度で到着できるのもありがたいです。
早起きして亀岡で霧を見て、そのまま京都縦貫道を北上して日本海がみえる舞鶴や天橋立へ行ってもいいですし、市内に戻って観光しても良いですし。お寺や町屋のイメージとはまた違った、自然豊かな森の京都もオススメです。
亀岡インター出口からひとつ京都市側に戻った「篠」というインター出口すぐに「道の駅 朝霧」があるので、霧を見たあとそこへ立ち寄るのもオススメです。
霧が発生する理由は地形にある
やはり、どうせ行くなら早朝がオススメです。現場に到着した5時過ぎはまだ暗く、霧自体もうっすら街の上空にかかる程度だったのですが、東の空が明るみ出したタイミングを境に、東の亀岡市街にかかっていた霧がみるみると厚みを増し、その後、テラス正面 (北) にみえる園部や千代川方面の山間から亀岡盆地へと霧がなだれこんできて (移流霧)、あっというまに眼前白一色に。
では、なぜ亀岡の盆地には朝霧が発生するのか。
色々情報を見てみると、一つには、盆地という地形が原因らしいです。盆地は周囲を山に囲まれていて風が弱い傾向にあります。また晴天時の夜間は、放射冷却が強まります。その結果、周囲の山から冷気が降りてきて盆地に溜まるとこのような現象が起きるそうです。
盆地といえば、京都市も盆地になっておりますが、霧はほとんど発生しませんね・・・。霧が発生する要因は、ただ盆地だから、というだけではないのでしょうね。
幻想的な霧の演出は季節限定です!
霧が見られる条件とオススメの時間帯
今回自分は、何も知識がなく「よっしゃー」と出かけて「たまたま見れた!」から良いものの、必ず霧が見たいならば条件を知っておいてから出かけた方がベターかと思います(^^;
その条件とは???
日中暖かく、夜ぐっと冷え込む「晩秋」が雲海のベストシーズンです。また、季節以外の条件としては、「風が少ない」「晴れた早朝」。見られる時間帯は、「日の出から午前10時頃」までだそうです。
とくにオススメの時間帯は、やはり日の出頃だと思います。東の空がうっすら赤くなり始めた頃、雲海もピンク色にそまった光景は「おぉー」ってなりますよ。この日は8時過ぎまで現地にいましたが、日が高くなるにつれて霧は晴れてしまうので、どうせ見るならば早めの到着を目指しましょう!
- 晩秋 (10月下旬〜12月)
- 風が少ない晴れた早朝
- 日の出から1時間はとくにエモーショナル!
霧のテラス ムービー紹介
霧がモリモリ湧いてくる様子は必見!動画でみるとその凄さはわかると思います。
参考情報 1
霧の様子が気になる方は、出発前や向かう途中に亀岡市観光協会のホームページにある ライブカメラ で霧の様子をチェックしてみて下さい! (便利だわ〜)
参考情報 2
霧を見に行った日は11/6 です。前日・当日の天気など参考にして頂き、同じような条件で訪れたら霧が見れる可能性が高いのかな〜、と思います!
2024.11.6 天気☀️ 気温10℃ 程度