京都の北東部に4200haもの手付かずの原生林があるのをご存知ですか? 4200ha。。。なんだか凄そうな数字ですよね。。。実際、4200haがどれほどに凄い面積なのかパッと説明できないのですが、たぶん地図を見ると、「おぉっ」って思いますよ。
京都の北東部にある手つかずの原生林、芦生研究林(芦生の森)とは?
美山町自然文化村 河鹿荘 HP
「おぉっ」ってなりましたか? いやぁ〜、結構な広さですよね。こんなにも広く、素晴らしい大自然が残されているのに、ここの存在を知ってる京都府民ってさほど多くないのではないでしょうか。ましてや日本全体での認知度なんて数%程度では?
実はここ、現在は京都大学によって管理されている、京都大学所有の土地なのです。とはいえ、一般の方でもちゃんと届出さえすれば入林は可能です。「京都にそんな大自然が!」と、初めてそれを知って訪れてから、我が家は芦生の森のとりこになり、毎年のようにお邪魔させてもらっている、芦生の大ファンです。
芦生の森をもっと詳しく知りたい方は、私よりもっと詳しく説明されているサイトが沢山あるので、Googleで検索して色々調べてから、ぜひ訪れてみて下さい。
地図を見ながら森の中へと進む自身のある方はその方が気楽でいいと思いますが、いや、ちょっとそれは心配だ。。。という方は現地を案内してくれるネイチャーガイド付きのツアーなどを利用すると良いと思います。道もそこそこ整備されてますし、そうそう迷うことはないと思いますが、くれぐれも気をつけて楽しんで下さい!
森へと続くトロッコ軌道の廃線
森の中には、戦前に使われていたのであろう林業用のトロッコ軌道がいまもまだあり、その廃線路をたどって森の中へと歩いて行きます。とりあえずこれを辿れば迷うことはありませんが、途中崩れている箇所もあるので、危ないと感じたら引き返して下さいね。行けるところまで行って、楽しむ感じでお願いします。
大人でもワクワクするのに子供にとっては🤤もんですよね〜。ちなみにこちらの写真は2014年撮影なので、この1ヶ月後くらいにうち四男が誕生します。あ、この時奥さんも一緒に歩いておりました。笑 ま、4人ともなればそんな感じらしいです。笑笑
そしてこちらが2017年撮影。あ、四男いますね。先頭を歩いているグレーのパーカーがうちの四男です。
トロッコ軌道をズンズン1時間くらい進むと、大きな銀杏があります。たしかこの前年に来た時はここに古い作業所があったのですが、この年来たら作業所は潰され五右衛門風呂の釜だけ残ってました。画面に写ってますよね?笑 作業を終えた後お風呂に入っていたのかな??
ちなみに、子連れで来るならここら辺が適度だと思います。@小ヨモギ谷作業所跡
日本海に流れ込む由良川の源流域なので川は澄み渡るように綺麗です。また、多種多様な植物や生物が生育・生息する貴重な森であり、2016年に「京都丹波高原国定公園 森の京都・美山の森」として国定公園の指定を受けております。このような貴重な場所を今まで残してくれたことに本当に感謝ですね。
それでは最後に、2024年1月に訪れた雪の芦生の森の動画をご覧下さい。芦生の森へは京都市から車でおよそ1時間30分。鯖街道をひたすら北上し、美山のかやぶきの里を越えれば到着します。
車で到着し、まずは遊ぶ前に駐車場で腹ごしらえ。それから森へと出かけました。京都市内ではめったに見れない1メートル級の氷柱や、ふわふわの深雪で遊び転げる、といった内容の動画ですが、宜しければご覧下さい。
春、秋、夏、そして冬。いつ訪れても楽しい原始の森。ぜひ、お子さんを連れて大自然を体験してみて下さい!
森の京都、いいですよ♪
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